第 52 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 65歳、男性 | ||||||||||||||||||||||
主訴 | 陰嚢内容腫大 | ||||||||||||||||||||||
家族歴 | 特記すべきことなし | ||||||||||||||||||||||
既往歴 | 高脂血症で加療中 | ||||||||||||||||||||||
現病歴 | 2000年始め頃より右陰嚢内容の腫大に気がついた。 痛みはないが徐々に増大したため南東北病院泌尿器科を受診した。 睾丸腫瘍の診断のもとに2000年6月12日、腫瘍および右睾丸が摘出された。 腫瘍は陰嚢壁から容易に剥離され、睾丸や精巣上体とも明瞭に境界されていた。 腫瘍径は8x9cm、割面は分葉状、白色で非常に硬かった。 壊死はなく、腫瘍中心に瘢痕状の領域を伴っていた。 現在まで再発はみられていない。 |
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問題点 | 病理組織診断 | ||||||||||||||||||||||
最終病理診断 | Sclerosing epithelioid fibrosarcoma. | ||||||||||||||||||||||
配布標本 | 摘出腫瘍 | ||||||||||||||||||||||
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