第 53 回 日本病理学会東北支部学術集会（ＪＳＰ −ＴＮ）　抄録データベース
演題番号 13 部位/臓器 軟部組織　背部 演題名 背部軟部腫瘍の一例 出題者および所属 演 者 本間慶一1)、太田玉紀1)、根本啓一1)、 竹之内辰也2)、皆川正弘2) 1) 新潟県立がんセンター病理部 2) 新潟県立がんセンター皮膚科
症例の概要・問題点
症例	56才、女性
経 過	3年前に右背部腫瘤を自覚し、某院受診。 肝に血管腫を認められ、背部腫瘤も血管腫の診断で経過観察となった。 その後、背部腫瘤が徐々に増大するため、 平成13年1月13日、治療目的で当院皮膚科受診。初診時、右背部に7x6 cm大の弾性腫瘤を触知し(CT上では6x3cm)、下床との癒着は認め なかった。 平成13年2月19日、全身麻酔下に腫瘤を全摘した。
問題点	病理組織診断
最終病理診断	Extrathoracic solitary fibrous tumor of uncertain malignant potential.
配布標本	腫瘤組織