第 68 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース
演題番号 18 区分 B. 典型的・教育的・その他の症例
部位/臓器 泌尿器 尿道
演題名 尿道カルンクルの診断で切除された病変
出題者および所属
舘道 芳徳1),及川 浩樹1),小谷 康慈1)
阿保 亜紀子1),前沢 千早1),佐藤 孝1)
佐多 徹太郎2),増田 友之1)
1) 岩手医科大学医学部 病理学講座病理病態学分野
2) 国立感染症研究所 感染病理部
症例の概要・問題点
症例 27歳 女性 未婚
主訴 外陰部痛
既往歴 特記すべきことなし
現病歴 2007年1月下旬に外陰部の痛み,下着への血液の付着を自覚し,近医産婦人科を受診した.
婦人科診察では,膣及び子宮頚部に異常はなかったが,外尿道口に赤色,小豆大の扁平な腫瘤が
認められた.尿道カルンクルの疑いで泌尿器科紹介となり,3月20日に切除された.
配布資料 外尿道口腫瘤切除標本の組織像

問題点 腫瘤の病理診断,背景因子について
最終病理診断 Urothelial carcinoma