第 66 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 2歳,男児 |
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現病歴 | 生下時より右胸部に「赤いあざ」を認めた.6ヵ月時に皮下腫瘤として触知.その後徐々に増大し,1年8ヶ月時に血管腫と診断された.腫瘤は直径約6cm,弾性硬,辺縁との境界は明瞭で可動性は良好. CT上,腫瘍は大胸筋を置換するように増殖するが,胸壁・肋骨への浸潤はないと判定された.2歳6ヶ月時,血管腫の診断で部分切除術が施行された. |
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肉眼所見 | 摘出腫瘍は7.5x6.0x3.5cm大,赤褐色に白斑模様で大理石調の特異な割面像を呈した. |
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配布資料 | 摘出標本 |
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問題点 | 病理組織診断 |
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最終病理診断 | Nuchal type fibroma. |
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