第 63 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 51歳 女性.1年3ヵ月前に直腸癌のため,直腸切除術を受けた. 経過観察中に左卵巣腫瘍が発見され,両側附属器切除術と単純子宮全摘術を受けた. 手術時,左卵巣腫瘍は手拳大で嚢胞部分と充実部分とが混在していた. 右附属器と子宮には腫瘍性病変は認められなかった. |
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配布標本 | 1) S状結腸癌 2) 左卵巣腫瘍 | ||||||||||||||||||||||
問題点 | 1) 原発性卵巣腫瘍か転移性卵巣腫瘍か? 2) 上記いずれかにする根拠は? | ||||||||||||||||||||||
最終病理診断 | 直腸原発癌の卵巣転移(CK7/20, MUC2, MUC5AC, MUC6, CDX2, LOHパターンなどで検討) | ||||||||||||||||||||||
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