第 61 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 30代後半,男性 | ||||||||||||||||||||||
既往歴 | 17, 8年前に顔面骨骨折にて手術歴あり(詳細不明) | ||||||||||||||||||||||
臨床経過 | 2004年11月頃より右頬部に皮下腫瘤を自覚.腫瘤はわ ずかに増大傾向を示した.強く押すと圧痛を伴う.MRI では右耳下腺前縁にT1強調画像で低信号,造影T2強調画 像で高信号を示す腫瘤を認めた.耳下腺腫瘍の診断で能 代市内の某病院より本学形成外科に紹介され,本年4月 手術が施行された.術中所見では腫瘤は耳下腺と接して いるものの連続性がなく,咬筋表面から一部咬筋内に進 入する境界不鮮明な充実性腫瘤であった. |
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配付標本 | 咬筋腫瘤 | ||||||||||||||||||||||
問題点 | 病理組織診断 | ||||||||||||||||||||||
最終病理診断 | Nodular fascitis: masseter. | ||||||||||||||||||||||
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