第 61 回 日本病理学会東北支部学術集会（ＪＳＰ −ＴＮ）　抄録データベース
演題番号 02 区分 B. その他の症例
部位/臓器 気管，肺，胸膜 肺
演題名 多発肺腫瘍の一例
出題者および所属
秋田大学医学部附属病院 病理部1)，
秋田大学医学部病理病態学講座 分子病理学分野2),
秋田大学医学部病理病態学講座 器官病理学分野3)
南條 博1)，東海林 琢男1)2)，
山本 洋平1)2)，高橋 正人3)，
増田 弘毅3)，榎本 克彦1)2)
症例の概要・問題点
症例 
  53歳男性．既往歴に特記事項なし．昨年11月の検診で
胸部異常陰影を指摘された．前医で精査，径1cm大の辺
縁整な多発肺腫瘍を両肺に指摘された．主たる腫瘍マー
カーはCEA4.2, SCC O.1, CYFRA 0.5．消化管，肝胆膵，
泌尿器系臓器を含め精査するも原発巣は特定できず．
原発不明癌，転移性肺腫瘍として診断目的に胸腔境下
肺部分切除術が施行された．
 
 配布標本は部分切除肺で，術中迅速組織診のパラフィン
戻し標本です(提出された検体はこれがすべてです)．
問題点 確定診断したい
最終病理診断 Malignant pneumocytoma: lung.
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