| 症例 |
症例は33歳、女性、2妊2産。2002年10月頃より月経過多による重度の貧血(Hb:3.4g)
にて経過を観察されていたが、2003年4月23日に子宮筋腫の診断の下に子宮摘出術が施行
された。本標本はこの手術時に摘出された子宮頚部の腫瘍である。
尚、経過中、濃厚赤血球(MAP)輸血5単位、及びGnRH法が施行されている。腫瘍の免疫染色
では、vimentin(+), α-smooth muscle actin(+), muscle specific actin(+), desmin(+),
S-100 protein 一部の細胞に(+),AE1/3[keratin](-), myoglobin(-), CD68(-)であった。
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