第 57 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
炎症性皮膚疾患の病理診断に際し、診断に再現性を持たせかつ病理診断する過程を 病理所見の取り方からその解釈までを言葉で説明できる皮膚病理診断法、アッカーマン 皮膚病理診断学を紹介する。 まず、炎症性皮膚疾患を発症機序も参考にしながら9つの基本パターンに分類し、 それから特定診断へ至る過程を方法論として紹介する。次に各パターンの代表的疾患を 紹介し皮膚病理で使われる用語とともに各パターンの病理像を理解してもらう。 その後日常病理診断する機会の多い炎症性皮膚疾患の臨床と病理を供覧する。 最後にクイズ形式で、病理標本のみからどのように病理診断するかを実際に経験していただく。 病理医が炎症性皮膚疾患の診断で苦労するのは、皮膚の炎症性病変は疾患数が多い うえに病期による病像の変化があり、それに加えて皮膚病名のつけ方にルールがない ためである。現在もっとも広く用いられている炎症性皮膚疾患の病理診断法は病理検査依頼書 の臨床病名と病理所見を照らし合わせて両者が一致するかをみることである。 この臨床医の診断力量に依存した、別名絵あわせ診断の限界を感じている諸先生方を対象と して講義を準備した。 |
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講演内容のパワーポイントファイル ダウンロード(14.6MB) ※ (1) ダウンロードファイルの内容の著作権はすべて札幌皮膚病理研究所に帰属する. (2) ダウンロードファイルの使用は個人の学習に限定され,他の用途への使用を禁ずる. |
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