第 56 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 47歳女性.左乳房腫瘤を自覚し近医受診.ABCにてclass ?と診断さ れたため乳房全摘術(Bt+Ax)施行.所属リンパ節はレベル? 19個, レベル? 5個郭清. 腫瘍は乳腺内ACに存在. 明瞭な核小体を容れた大小不同を示す核に淡い好酸性胞体を有する腫 瘍細胞が充実性に増生し,周囲には顕著なリンパ球・形質細胞浸潤を伴 う.腫瘍境界は比較的明瞭.リンパ球・形質細胞浸潤は腫瘍周辺の乳腺 組織にもみられ,部分的にリンパ濾胞形成あり. リンパ節転移なし. 免疫染色結果の一部を示す. CD45-,CDlO-/+,CD20-,CD79a- CD1a-,CD2-,CD3-,CD5-,CD7-,CD4-,CD8-,CD56- CD30-,ALK(p80)-, CD68- Cytokeratin(AE1/AE3)+,EMA+ |
||||||||||||||||||||||
最終病理診断 | Lymphoepithelioma-like carcinoma (ただし,medullary carcinomaとの異同は今後の課題) | ||||||||||||||||||||||
|