第 51 回 日本病理学会東北支部学術集会(JSP −TN) 抄録データベース | |||||||||||||||||||||||
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症例の概要・問題点 | |||||||||||||||||||||||
症例 | 55歳、男性 | ||||||||||||||||||||||
既往歴 | 慢性C型肝炎で昭和63年より加療中 | ||||||||||||||||||||||
家族歴 | 特記すべきことはない | ||||||||||||||||||||||
現病歴 | 平成11年9月頃より、右手背の腫瘤が出現した。痛みはなかったが、放置しても軽快しないため 平成11年11月10日に北上済生会病院整形外科を受診した。 精査の結果腫瘍性病変が疑われたため、11月30日腫瘍摘出術を施行された。 手術時の肉眼所見として、大きさ25x22mmの比較的境界明瞭な腫瘤で、第2中手骨腱膜近傍に 位置していた。周囲の筋膜との癒着はなかった。 割面は比較的homogeneousで壊死、出血はみられなかった。 現在まで化学及び放射線療法などの追加治療は行われていないが、再発はみられていない。 |
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問題点 | 本腫瘍の病理診断 | ||||||||||||||||||||||
最終病理診断 | Low grade myofibroblastic sarcoma. | ||||||||||||||||||||||
提出標本 | 腫瘍割面 | ||||||||||||||||||||||
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